とお悩みの方へ
日本で受験できる韓国語試験の代表的なものは、2つ
・「ハングル能力検定試験(ハングル検定)」
・「韓国語能力試験(TOPIK)」
があります!
今記事では、
「韓国語の検定試験の種類と各々の特徴、開催日、開催地情報、レベルなど」徹底比較して
初級の方が受けるべき資格について詳しくお伝えします!
では、これから各試験の特徴など詳しく説明していきます!
韓国語の試験の種類
繰り返しになりますが、日本で受験できる韓国語試験の代表的なものは、2つ
・「ハングル能力検定試験(ハングル検定)」
・「韓国語能力試験(TOPIK)」
※「韓国語能力評価試験(KLAT)」もありますが、日本では2019年に募集人数に達せず中止、2020の募集も出ていなかったので、今記事での説明は割愛します。
※「通訳案内士試験」もありますが、韓国語知識以外に日本全国の歴史、地理、文化などの観光に関する高い知識も必要となる資格であり、訪日外国人旅行者を相手にしたプロの観光ガイドのため、今記事での説明は割愛します。
「ハングル能力検定試験(ハングル検定)」について
日本の「ハングル能力検定協会」が実施しています。
・日本だけで受験可能
・試験日程:年2回(6月、11月)
・開催地:全国約33会場(一部級は、実施会場が限定)
・試験等級:5級、4級、3級、準2級、2級、1級
※1級が最上級
・試験内容:聞取、筆記、(1級は書取りあり)
・受験料:(税込)
・合格基準:それぞれ合格基準により、評価
・公式サイト:https://www.hangul.or.jp/
過去問と回答は、こちらのサイトから無料で見られます!
→ https://www.hangul.or.jp/siken-top/pastexam/
「韓国語能力試験(TOPIK)」について
韓国の教育省と国立国際教育院が主催する世界70カ国以上で実施されている試験です。
・対象は韓国語を勉強している全世界の人
・試験日程:日本では3回(4月、7月、10月)
※2020年はコロナの影響で4月、7月は中止
・開催地:全国約30会場
・試験等級:
①韓国語能力試験Ⅰ(初級) | 1級・2級 |
②韓国語能力試験Ⅱ(中・上級) | 3級、4級、5級、6級 |
※6級が最上級
・試験内容:
①韓国語能力試験Ⅰ(初級) | 聞取、読解 |
②韓国語能力試験Ⅱ(中・上級) | 聞取、読解、書取(作文含む) |
・受験料:
①韓国語能力試験Ⅰ(初級) | 3,500円 |
②韓国語能力試験Ⅱ(中・上級) | 4,000円 |
①+② Ⅰ+Ⅱ(併願) | 7,500円 |
・公式サイト:https://www.kref.or.jp/examination
過去問と回答は、こちらのサイトから無料で見られます!
http://kajiritate-no-hangul.com/KENTEI/TOPIK_data.html
「ハングル検定」、「TOPIK」の特徴は?どちらを受験すべき?
韓国語を学習を初めてまだ日が浅い学習者さんにとって1番取得しやすいのは、
「ハングル検定」の5級です。
理由はレベルが1番簡単で、問題文も日本語で取り組みやすいため。
(TOPIKは問題文も含め、韓国語です。)
しかし、それぞれ特徴があるので、目的に合わせて資格と受験級を検討ください。
では、詳しくみていきます♪
特徴1 日本人に特化した「ハングル検定」と世界共通の「TOPIK」
「ハングル検定」は日本の機関が実施する験であり、日本だけで受験できます。
日本で1番歴史が長く、唯一日本語話者のための検定試験です。
日本の大学や企業で韓国語能力を証明する基準として使うことができます。
※東京都では、語学ボランティアを採用する際の基準にされています。
一方、「TOPIK」は、韓国の「国立国際教育院」が主催する試験。
全世界の人が共通の試験を受験しています。
韓国への進学や就職の際にも韓国語能力を証明する基準として使われています。
つまり、
・国内で就職、進学に向けての資格取得、レベル確認をしたい人は「ハングル検定」
・韓国で就職、進学、ワーホリを目指している人は、「TOPIK」
を受験することをおすすめします。
特徴2 難易度の違い?→入門、超上級者のハン検、初・中級・上級のTOPIK
ハン検は1級が最上級、TOPIKは6級が最上級と逆ですが、どちらも6段階で初級から上級まで基準があります。
しかし、どちらも同じレベルとういことではありません。
それぞれの試験レベルを比較すると、おおよそ次のようになります。
※参考:「一週間で驚くほど上達する! 日本一楽しい韓国語学習50のコツ」より
また、「ハングル検定」は、習い始めの方でも受験できるよう、初級~中級の設問は日本語です。
一方、「TOPIK」は全世界の人が対象のため、初級から設問も韓国語です。
なので、
しかし、一方で「ハングル検定」の1級はネイティブでも合格するのが難しいとも言われている、語彙力や表現力が必要となる、難関の試験です。
まとめ:おすすめなのはどっち?
それぞれおすすめな人はこんな人です。
ハングル検定
・韓国語をはじめて日が浅いけど、試験を受けたい人
・韓国語マスターを目指す上級者
・日韓・韓日翻訳に興味がある人(上級では「ハングル→日本語」「日本語→ハングル」への翻訳問題あり)
TOPIK
・韓国(国内も)での進学・就職・ワーホリを目指す人
・試験回数を減らし、試験料を節約したい人
そして、最初に試験を受けて見たいという人は、「ハングル検定」を受験するのをおすすめします。
正直受けても受けなくてもどちらでもいいと思います。
しかし、
韓国語勉強は、英語とは異なり、強制的ではなく、自発的に勉強している人が多いのではないでしょうか?
資格は、自分のレベルチェックにもなりますし、申し込んでおいたら強制的に勉強をする機会にもなります。
大変ですが、資格取得は、モチベーション維持にもなり、おすすめですよ!
と言っても、韓国語を勉強する上で資格は絶対必要ということはありません。
自分の目的をよく考えてみて参考にしてくださいね~!
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