こんにちは、元韓国語専攻・韓国語トウミのちいこ@chiikoreanです♪
何度言っても通じなかったり、苦手意識を持ってるという人も多いハズ!
しかし、仕組みと方法さえ覚えてしまえば、一瞬で劇的に発音が改善されます!
本記事では、
・ㄹパッチム(리을リウル)の発音方法(耳のセンスが無くてもOK)
・なぜそうなのか仕組みを解説
したいと思います。
この方法は、稲川右樹せんせい著「ネイティブっぽい韓国語の発音」という本でも紹介されている方法で、すごく分かりやすかったので、シェアします!
答え:ㄹパッチムは舌を〇〇するだけ
早速、答えを言っちゃいます!
舌の先を前歯の歯茎の裏に「軽く添える」だけ!
そして、その状態をキープすることです。
下図の青星のところに舌をペロッとつけるイメージです。
例)助詞の를の場合
①まずはNG
日本語の「ルル」と発音してしまうこと。
를(を)と 나를(私を)と言っています。
これは、舌が前歯の歯茎の裏に添えた状態からキープできずに離れてしまってます。
試しにみなさんもひらがなを読むようにルルと言ってみてください。
②次にOK
どうでしょう?NG例より、韓国語っぽくなってませんか?笑
何をしたかと言うと、何度も言いますが、舌の先を前歯の歯茎の裏に「軽く添えてキープ」しただけ。
右樹せんせいの本では、ただの長い「르~」のようだと書かれてました!
確かに!!!
パッチムの仕組みとは?
まずは、なぜそもそもパッチムを難しいと思うんでしょうか?
少し言語学的な話になりますが、発音を勉強する上で役に立つと思います。
パッチムが難しいのはなぜ?
音の一まとまりを音節と言いますが、
韓国語は、
①母音
②母音+子音
③子音+母音
④子音+母音+子音
の4種類あります。
しかし、
日本語は、基本的に①と③のみ。
つまり「ん」と「っ」を例外として、母音で終わるものだけです。
そして、②と④は、日本人に馴染みのない音で、②と④のように子音で終わる音がパッチムと呼ばれるものです。
子音のハングルは、口の中で音をストップさせる音、
母音のハングルは、口の中で音をリリースさせる音(ずっと伸ばして続けても同じ音)
です。
つまり、子音で終わるパッチムを上手に発音するポイントは?
「その音節を発音し終わった時にストップの状態で停止すること」「ストップする位置をきちんと把握していること」です。
なので、パッチム毎に音をどこでストップさせればいいか覚えることが正しい発音への近道!
パッチムが苦手な人はこう考えてる?
日本語に無い発音も、日本語と同じ音声と認識してしまっているのではないでしょうか?
例えば、를もルルというように「ルを2回発音しないと・・・」とか?
また、苦手意識を持っていたり、難しく考えすぎてしまっている人も多いのでは?と思います。
結論:ㄹパッチムを作る場所は?
繰り返しになりますが、
ㄹパッチムは、下図の青星の位置です。
つまり、舌の先を前歯の歯茎の裏辺りに「軽く添えてキープ」するだけでOKです。
まとめ
ㄹパッチムは、
舌の先を前歯の歯茎の裏に「軽く添えてキープする」だけ。
를はただの長い「르~」
ちなみに発音全般に関しては、こちらの本に詳しく書かれています!CDも付いてるので、私は、何度も繰り返し聞いて話して、練習しています!
初心者の方も中上級者の方も発音に悩んでいる方にはおすすめの1冊です。
ネイティブっぽい韓国語の発音【CD付き】
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